ホウオウGX 考察
2017年7月9日 ポケモンカードゲーム コメント (3)もうしです。
岩手ケルディオ杯青森場所で使ったカキホウオウデッキですが、準備期間の短さやデッキの迷い箸により殆ど実践練習を介さず使っていました。
結果として結構な強さを実感でき、総合3位をいただけたのですが、なぜ強かったのか、また弱点が何であるか自分でも曖昧な部分が多いため備忘録としてホウオウの振り返りを書こうと思います。
ヤレユータン等僕のデッキに入っているカードについても少し言及していますが、そういう組み合わせで使ってたんだなという感じで見てください。
【ホウオウGX】
たね、HP190、逃げエネ2、弱点電、抵抗闘
炎無無 せいなるほのお
相手ポケモン1匹に、50ダメージ。[ベンチは弱点・抵抗力を計算しない。]
炎炎炎無 フェニックスバーン 180
次の自分の番、このポケモンは「フェニックスバーン」が使えない。
GXワザ
炎無無 エターナルライトGX
自分のトラッシュにある炎タイプの「ポケモンEX・GXを3枚、ベンチに出す。[対戦中、自分はGXワザを1回しか使えない。]
【ホウオウの強み】
・たねであること
ボルケ兄弟やヤレユータンなどと同じく、ネストボールですぐに盤面に出すことができる。灼熱の大地で2ドローする場合の「進化先だけ来て無駄ヅモになった!」という事も無い。まあ当たり前のことであるが、カキホウオウは序盤のドロー、中盤の戦線維持にカキ、グズマ、鍛冶屋を連打しなくてはならず、ドローをサポートに費やすことができない。つまり頼みのドロソが灼熱の大地とヤレユータンだけなのである。じゃあなんで大会使用デッキにプラターヌ4積みなんだよって言われると、詰めが甘かったと言わざるを得ません。ごめんなさい。
・炎タイプなのに弱点が電気
これはマジで重要です。現環境に電気がいない(ライチュウはいるかも)ことに加え、ベンチの守り神であるボルケexと弱点の分散がとれており、非常に強いポイント。相手がもし万が一水弱点だと勘違いしてる場合、全力で「水弱点感」を演出しプレミを誘いましょう。具体的にはアロキュウ出された時とかに「ぁあ~↓↓(T_T)」って感じの声を若干出すことです。ズルではありません。戦略的行動です。大ボルは水弱点だし嘘ではないし(言い訳)。
・逃げエネが2
じつはこれ、超重要な長所です。
カキホウオウはスチームアップを多用せず、ドローも貧弱なためコンプでエネをどんどんトラッシュに、という動きが全然できません。盤面にエネが置かれるだけなのです。
そんな時手負いのエネ4ホウオウが逃げるとトラッシュに炎エネが2枚落ちる。2枚という数字は鍛冶屋、交換で出した小ボルのパワーヒーター、エネ回収からの大地ドロー+スチームアップor手貼り等にぴったり使える数字。トラッシュに無駄にエネを落とさず、盤面でエネのコントロールを行うカキホウオウならではのぴったりな動きができます。そのために逃げエネ2という数字はとっても重要な長所です。
逃げエネ0、1、3、4だったらマジで弱かったと思います。
ホウオウ逃げ→小ボル出す→パワーヒーターでベンチの大ボルとテテフとかにエネを分配の動きがマジで強いです。それができると、小ボル、大ボル、逃がしたホウオウ全てが鍛冶屋で起動するようになる。テテフも手貼り1で起動可能になるので次手の動きの幅が本当に広がります。
小ボルも逃げエネが2なので、手貼り→逃げでトラッシュに炎が2枚落ちてぴったり鍛冶屋。逃げエネ2は最高です。ほんとに。
・闘抵抗
単純に強い。しかしXY9ゼブライカの「げきついボルト」だけはほんと勘弁な。
無無げきついボルト 50+
相手のバトルポケモンが闘タイプの抵抗力を持っているなら、60ダメージを追加。
・HPが190
なんでこいつHP190なんですかね…
まわし巻けば230になってサーナイトGXと同じ耐久力。
・高火力狙撃ができる
オーロットを相手にするときはバトル場のオーロットを無視してボクレーを殺しましょう。
バトル場にオーロットBREAKが立った時はじめてフェニックスバーンがいいと思います。
まわし巻けばバトル場の60を倒せてめっちゃ強い。
ただ、盤面がリードできているときだけにしましょう。グズマからのフェニックスバーンを連打したほうが強いからね。
・フェニックスバーンが強い
このワザのデメリット、なぜかエネトラッシュじゃないんですよね。あと「フェニックスバーン」が撃てなくなるだけでせいなるほのおは撃てるから、大ボルと違い行動不能も無い。強すぎだと思うんですけど。
・カキでチャージ完了する
カキで1ターン奪われるとはいえ、カキとホウオウだけが手札にあればいいのでデッキをガン回す必要が全くありません。
どんなに辛い状況でもカキさえあれば盤面にエネが4つも供給されます。
たとえばアロキュウGXってロコン+キュウコン、エネ、エネ、エネで合計5枚使ってしかも進化に1ターン使ってエネトラッシュしながら160出すじゃないですか。ホウオウはカキとホウオウの2枚で180。先攻なら失うターンはありません。強くないですか?(別にキュウコンを貶しているわけではありません。)
ホウオウが使うカキは「進化」なんですよ。つまり。こいつは実は1進化GXなのかもしれません。なにを言っているのやら。
・価格が安い
可哀そうになった。
【ホウオウの弱点】
・1体にかかっているカードコストが馬鹿高い
いくらカキでチャージできるとはいえデッキにエネが残っていないと意味がありません。
僕のデッキは炎エネ14枚体制で、カキを2回まで撃ってもいいようにしています。
逆に言えば2回しかカキによるリカバリーが効きません。鍛冶屋や手貼りでは一挙4枚加速は難しい。
だから、サイドレースが不利の状況で、2-1交換ができない場面に極端に弱い。まあ全部のGXEXはそうかもしれないけど、ホウオウの場合はエネが即座に尽きてゲームが詰んでしまうため相手が終盤に減速しても巻き返せないです。
よるのこうしんやライチュウは天敵。ボルケニオンを最大限活用してどうにかするしかありません。
・ドローが超貧弱
起動するためのカキ、フェニックスバーンを継続するためのグズマ、中盤の戦線を維持する鍛冶屋。これらを撃ち続けること自体はたやすいです。ただし、手札さえ潤沢だったら。
他のデッキがプラターヌで選択肢を増やして戦う中、カキホウオウはカッツカツの手札で戦わなければいけません。
それをカバーするためにヤレユータンを入れていたのですが、たぶんこいつがいなければカキホウオウというデッキは成り立ちません。
オクタンを2-2とかで入れるならヤレユータン4枚のほうが強いです。たぶん…
あと、サイドカードからのドローは生命線の一つとして無視できません。攻め進めながらドローできるとか最高かよ!って思います。
・攻めが超単純
これは僕が悪いのかもしれませんが、カキホウオウは脳筋ワンパンデッキなため攻めの筋が単純で、相手に読まれやすいです。
とはいえグズマを連打する以上ベンチを無理やり取っていけば勝てます。そういう雑さは強さであり弱さなのだと思います。
・GXワザを持っていない
こんなに強いポケモンだから、GXワザを持っていません。まあそのくらいのデメリットは受け入れましょう。エターナルライト?なんのこったよ。
【まとめ】
カキホウオウはロマンかと思いきや実践級だったのかもしれません。
もっと研究していきたいです。
岩手ケルディオ杯青森場所で使ったカキホウオウデッキですが、準備期間の短さやデッキの迷い箸により殆ど実践練習を介さず使っていました。
結果として結構な強さを実感でき、総合3位をいただけたのですが、なぜ強かったのか、また弱点が何であるか自分でも曖昧な部分が多いため備忘録としてホウオウの振り返りを書こうと思います。
ヤレユータン等僕のデッキに入っているカードについても少し言及していますが、そういう組み合わせで使ってたんだなという感じで見てください。
【ホウオウGX】
たね、HP190、逃げエネ2、弱点電、抵抗闘
炎無無 せいなるほのお
相手ポケモン1匹に、50ダメージ。[ベンチは弱点・抵抗力を計算しない。]
炎炎炎無 フェニックスバーン 180
次の自分の番、このポケモンは「フェニックスバーン」が使えない。
GXワザ
炎無無 エターナルライトGX
自分のトラッシュにある炎タイプの「ポケモンEX・GXを3枚、ベンチに出す。[対戦中、自分はGXワザを1回しか使えない。]
【ホウオウの強み】
・たねであること
ボルケ兄弟やヤレユータンなどと同じく、ネストボールですぐに盤面に出すことができる。灼熱の大地で2ドローする場合の「進化先だけ来て無駄ヅモになった!」という事も無い。まあ当たり前のことであるが、カキホウオウは序盤のドロー、中盤の戦線維持にカキ、グズマ、鍛冶屋を連打しなくてはならず、ドローをサポートに費やすことができない。つまり頼みのドロソが灼熱の大地とヤレユータンだけなのである。じゃあなんで大会使用デッキにプラターヌ4積みなんだよって言われると、詰めが甘かったと言わざるを得ません。ごめんなさい。
・炎タイプなのに弱点が電気
これはマジで重要です。現環境に電気がいない(ライチュウはいるかも)ことに加え、ベンチの守り神であるボルケexと弱点の分散がとれており、非常に強いポイント。相手がもし万が一水弱点だと勘違いしてる場合、全力で「水弱点感」を演出しプレミを誘いましょう。具体的にはアロキュウ出された時とかに「ぁあ~↓↓(T_T)」って感じの声を若干出すことです。ズルではありません。戦略的行動です。大ボルは水弱点だし嘘ではないし(言い訳)。
・逃げエネが2
じつはこれ、超重要な長所です。
カキホウオウはスチームアップを多用せず、ドローも貧弱なためコンプでエネをどんどんトラッシュに、という動きが全然できません。盤面にエネが置かれるだけなのです。
そんな時手負いのエネ4ホウオウが逃げるとトラッシュに炎エネが2枚落ちる。2枚という数字は鍛冶屋、交換で出した小ボルのパワーヒーター、エネ回収からの大地ドロー+スチームアップor手貼り等にぴったり使える数字。トラッシュに無駄にエネを落とさず、盤面でエネのコントロールを行うカキホウオウならではのぴったりな動きができます。そのために逃げエネ2という数字はとっても重要な長所です。
逃げエネ0、1、3、4だったらマジで弱かったと思います。
ホウオウ逃げ→小ボル出す→パワーヒーターでベンチの大ボルとテテフとかにエネを分配の動きがマジで強いです。それができると、小ボル、大ボル、逃がしたホウオウ全てが鍛冶屋で起動するようになる。テテフも手貼り1で起動可能になるので次手の動きの幅が本当に広がります。
小ボルも逃げエネが2なので、手貼り→逃げでトラッシュに炎が2枚落ちてぴったり鍛冶屋。逃げエネ2は最高です。ほんとに。
・闘抵抗
単純に強い。しかしXY9ゼブライカの「げきついボルト」だけはほんと勘弁な。
無無げきついボルト 50+
相手のバトルポケモンが闘タイプの抵抗力を持っているなら、60ダメージを追加。
・HPが190
なんでこいつHP190なんですかね…
まわし巻けば230になってサーナイトGXと同じ耐久力。
・高火力狙撃ができる
オーロットを相手にするときはバトル場のオーロットを無視してボクレーを殺しましょう。
バトル場にオーロットBREAKが立った時はじめてフェニックスバーンがいいと思います。
まわし巻けばバトル場の60を倒せてめっちゃ強い。
ただ、盤面がリードできているときだけにしましょう。グズマからのフェニックスバーンを連打したほうが強いからね。
・フェニックスバーンが強い
このワザのデメリット、なぜかエネトラッシュじゃないんですよね。あと「フェニックスバーン」が撃てなくなるだけでせいなるほのおは撃てるから、大ボルと違い行動不能も無い。強すぎだと思うんですけど。
・カキでチャージ完了する
カキで1ターン奪われるとはいえ、カキとホウオウだけが手札にあればいいのでデッキをガン回す必要が全くありません。
どんなに辛い状況でもカキさえあれば盤面にエネが4つも供給されます。
たとえばアロキュウGXってロコン+キュウコン、エネ、エネ、エネで合計5枚使ってしかも進化に1ターン使ってエネトラッシュしながら160出すじゃないですか。ホウオウはカキとホウオウの2枚で180。先攻なら失うターンはありません。強くないですか?(別にキュウコンを貶しているわけではありません。)
ホウオウが使うカキは「進化」なんですよ。つまり。こいつは実は1進化GXなのかもしれません。なにを言っているのやら。
・価格が安い
可哀そうになった。
【ホウオウの弱点】
・1体にかかっているカードコストが馬鹿高い
いくらカキでチャージできるとはいえデッキにエネが残っていないと意味がありません。
僕のデッキは炎エネ14枚体制で、カキを2回まで撃ってもいいようにしています。
逆に言えば2回しかカキによるリカバリーが効きません。鍛冶屋や手貼りでは一挙4枚加速は難しい。
だから、サイドレースが不利の状況で、2-1交換ができない場面に極端に弱い。まあ全部のGXEXはそうかもしれないけど、ホウオウの場合はエネが即座に尽きてゲームが詰んでしまうため相手が終盤に減速しても巻き返せないです。
よるのこうしんやライチュウは天敵。ボルケニオンを最大限活用してどうにかするしかありません。
・ドローが超貧弱
起動するためのカキ、フェニックスバーンを継続するためのグズマ、中盤の戦線を維持する鍛冶屋。これらを撃ち続けること自体はたやすいです。ただし、手札さえ潤沢だったら。
他のデッキがプラターヌで選択肢を増やして戦う中、カキホウオウはカッツカツの手札で戦わなければいけません。
それをカバーするためにヤレユータンを入れていたのですが、たぶんこいつがいなければカキホウオウというデッキは成り立ちません。
オクタンを2-2とかで入れるならヤレユータン4枚のほうが強いです。たぶん…
あと、サイドカードからのドローは生命線の一つとして無視できません。攻め進めながらドローできるとか最高かよ!って思います。
・攻めが超単純
これは僕が悪いのかもしれませんが、カキホウオウは脳筋ワンパンデッキなため攻めの筋が単純で、相手に読まれやすいです。
とはいえグズマを連打する以上ベンチを無理やり取っていけば勝てます。そういう雑さは強さであり弱さなのだと思います。
・GXワザを持っていない
こんなに強いポケモンだから、GXワザを持っていません。まあそのくらいのデメリットは受け入れましょう。エターナルライト?なんのこったよ。
【まとめ】
カキホウオウはロマンかと思いきや実践級だったのかもしれません。
もっと研究していきたいです。
コメント
岩手のレベルを見るのには良かったのかなという大会だったと思っています。
今後も切磋琢磨しレベルアップしていきましょう!
先日はありがとうございました。
書かれていた「演技」にまんまとハマりました。役者希望と覚えておきますw
もうしさんとの一戦前に炎と対戦しており、その余韻が余計に残っていて水弱点を刷り込まれてしまい1ターン倒し切れないシーンが最大の負け筋だと反省していました。
ですが、よくよく考えてみればボルケをすべて落とすプレイングなどちゃんと対策を取った筋道のプレイングをしていたので、負けは必然でした。。。勉強になりました!
が、ボクはスッポンなんで勝つまで対戦しますw
次お会いした時は、是非リベンジさせてください!
対戦ありがとうございましたw
マリガンのデッキ確認でかげぬいゲッコウガが見えて気づいたんですけど、僕の使ったデッキはドローをヤレユータンに頼りまくっているので特性ロックにめちゃ弱く、実はかげぬいされると手札が尽きて詰むんですよね。だからげっこうぎりを撃たせてダメージレース状態に持ち込まないと絶対に勝てないんです。
そこで、かげぬいされたら即負けの綱渡りをなんとか渡りきるために姑息な手段に出るしかなかったというわけです…
とはいえ自分の弱点がわかったからには次戦うときも負けませんよ!ぜひまた戦いましょう!
リンクいただきます~